オブシディアン
概要
オブシディアン(Obsidian / 黒曜会)は、東京を中心とする異常物件・異常情報の闇市場ネットワーク。法人格を持たず、実態は複数のブローカーと個人が利害で結びついた緩やかな連合体。名称は人類最古の交易品である黒曜石に由来し、組織の源流は古代の黒曜石交易ネットワークにまで遡るとされる。
表の顔
- 表向きの顔は持たない。一般社会には存在が知られていない
- 構成員の一部は合法的な事業(飲食店、不動産、古物商等)を営んでいる
- いかなるデータベースにも「オブシディアン」という名前は登録されていない
裏の顔
- 異常物件(呪われたアイテム、異常技術の産物、異界由来の物品)の売買・仲介
- 異常情報(秘匿組織の内部情報、異常事象の目撃情報)のブローカー業
- 正規の秘匿組織が扱わない・扱えない案件の解決を請け負う
- 「何でも手に入る」が「代価は高い」
- 暴力的な組織ではないが、ルール違反には容赦しない
- 取引の場を「黒曜市(こくようし)」と呼ぶ
歴史
- 源流は古代の黒曜石交易ネットワークにあるとされる(真偽不明)
- 黒曜石は石器時代から遠距離交易された最古の商材であり、その流通網が異常物件の取引路として転用された、という伝承を組織内で共有している
- 近代以降は時代に合わせて形態を変え、現在のネットワーク型組織に至る
- 名称の「オブシディアン」は近代以降の呼称。古い構成員は「黒曜会」と呼ぶ
組織構造
- 明確な組織図は存在しない
- 「鑑定士」と呼ばれる数名が取引の裁定と紛争調停を担う
- それ以外は案件ごとに集まる緩やかなネットワーク
- 信用と実績が通貨のように機能する世界
関係勢力
- 特管局からは監視対象にされている
- しかし、特管局が公式には扱えない案件をオブシディアン経由で処理することもある
- 玄庫ロジスティクスとは「荷物を運ぶ側と、荷物を集める側」として時に接点がある
- 蓮華院ネットワークとは基本的に対立関係
備考
- 「悪」の組織として単純に描かないこと
- 正規ルートでは救えない人を救うこともあれば、被害者を生むこともある
- 日常シリーズではまず登場しない
- 裏社会系・陰謀劇系のシリーズでは重要な存在
シリーズ登場状況
| シリーズ | 登場形態 | 備考 |
|---|---|---|
| SR01 | なし | — |
| SR02 | なし | — |
| SR03 | なし | — |
| SR04 | 背景 | 蛇口良平を通じた末端接触。ジャグチ質店が接点 |
| SR05 | なし | — |
| SR06 | なし | — |
| SR07 | なし | — |
| SR08 | 主要 | 各話で異なる組織の末端〜中堅職員を主人公にする設計。鑑定士やブローカー等が主人公になりうる |
| SR09 | 主要 | 敵側の裏社会ルートとして後半に接続。封印の中身を欲する勢力のルート |
執筆時の参照ノート
- この組織を描くときの注意点
- 「悪」の組織として単純に描かないこと。正規ルートでは救えない人を救うこともある
- 法人格を持たない。データベースに名前がない。実態は緩やかなネットワーク
- 信用と実績が通貨のように機能する世界。暴力ではなくルールで動く
- 表の顔と裏の顔の使い分けルール
- 表: 表の顔は持たない。構成員は合法的な事業(飲食店、不動産、古物商等)を個別に営んでいる
- 裏: 異常物件の売買・仲介、異常情報のブローカー業。「黒曜市」と呼ばれる取引の場
- world_exposure別の描写ガイド
- none/low: 登場しない
- medium: 「あの筋に聞けば何とかなる」「代わりに何を差し出す?」等の間接的言及
- high: オブシディアンの名前、黒曜市の描写、鑑定士の裁定が直接描写される