小説置き場

梶 誠一

かじ せいいち

保険会社の調査部門に二十年。人が嘘をつく瞬間を見続けてきた。退職後、その経験で小説を書き始めた。取材はしない。取材しなくても、人間が隠したがるものの形はだいたい知っている。珈琲は薄いのを大量に飲む。散歩はしない。書斎から出るのは郵便受けを確認するときだけ。読者への約束はひとつ。嘘は書かない。ただし、本当のことを全部は書かない。

作品一覧 1作品